産地からお客様に届くまですべて顔が見える関係で大切につくられる。 「very wood」には「ものづくりの物語」があります。
「木は自然の恵み」
子供たちにも体感してもらいます。
毎年の参加は、自分で植えた木の生長を見るのもまた一つのたのしみです。
新潟県阿賀野市に東新林業の育成林があります。その広さは24万坪。木を育てるには、落ちている木の枝や葉を掃除して、植林。その後、木の生長を妨げる周囲の低木や草を切る「下草刈り」を行います。
生長の悪い木やツルを丁寧に取り除きながら育て、ある程度木が生長すると、森全体の健康を考えて間伐します。伐採までには約80年かかります。ゆっくりと時間のかかる「自然のサイクル」を知っていただくために、お客様と一緒に「育成林植樹祭」も毎年開催しています。
熱帯雨林のように伐っても、植林されない地域が問題視されていますが、世界にはとても厳しい保護基準で守られている森もあります。東新林業が多くの材料を輸入しているカナダのブリティッシュ・コロンビア州では、
森林の年間伐採量を全森林面積の0.3%以下に制限。さらに年間2億本(伐採1本に対して3本)を植林しており「世界最高基準の森林」と呼ばれています。
「適材適所」の材料を求めて東新林業では、樹齢300年以上の赤松材をロシアから、さらに樹齢1000年級のヒバ材をカナダから、桐は原産国である中国からそろえています。
また、ロシアには合弁会社を設立し、中国、ベトナム、カナダでは生産工場と直接提携しているので、大幅にコストを削減しています。